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クルーズ船でドナウ河をゆく旅(5)エリザベートからリストまで……ブダペストへ

夕方にウィーンから再び出港し、ドナウ河を進みます。
夏の日は長く、夕暮れの空がとてもきれいに船から見えました。
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すれ違う船とご挨拶☆彡
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 翌日。次の寄港地はこの国です。ハンガリーのブダペスト!

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 ハンガリーといえば、私はエリザベートとリスト…そして昔勤めていた会社に同僚でハンガリー人が何人かいたなあ、ぐらいの貧しい知識しかないので、ここで何を見ることができるかわくわくです♬

 ブダペストにはたくさんの、かなり大きな橋が架かっています。
一番有名なのはThe chain bridge(くさり橋)。一番古くて1849年にできたのだそう。
交通量が多く、そして観光客でよく賑わっていました。
この橋を見て、前述した元同僚のハンガリー人の男の子が話していたことを思い出しました。
嘘かホントか分からないのですが、彼曰くハンガリー人は割と性格が暗く、考え方もネガティブなのだそうです。いつも何かに悲観し悩んでいるらしくて、このくさり橋から身を投げる人も少なくないとか(◎_◎;)……ブダペストの街を歩いていて、ハンガリー人がネガティブという雰囲気は全くありませんでしたが(観光客パワーが凄すぎて)、確かに元同僚たち二人ともどちらかといえばコップに入った半分の水を見て「もう半分しかない」というタイプでした(笑)。
でもとても親切というか優しいんですよ、だから余計に繊細に色々と考えてしまう国民性なのかも、と思いました。
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 目立つのがグリーンの橋The libety bridge(自由橋)。オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフによって開通となったため、彼の名前でフランツ・ヨーゼフ橋とも呼ばれているようです。
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 皇帝フランツ・ヨーゼフ橋といえば、その王妃シシイでお馴染みエリザベート王妃の名前が付けられた「エリザベート橋」という橋もありました。

 旧市街地は河に沿ってずーっと歩いて行ったのですが、そこでリストやらシシイが通っていた?カフェへ立ち寄りました。老舗カフェのジェルボー(Gerbeaud)です。
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確かに高貴な雰囲気。お値段もスイスにいるかのような値段だったので(笑)納得…内装も外観もロココ風。
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カフェの入り口に「ハープのデュオコンサート」みたいなことが書かれていたので、ウェイトレスさんに聞いてみたら、ちょうど30分後にハープと弦楽器のデュオがあるとおっしゃっていました。
――そこで待っていたのですが、時間になってもハープらしきものは現れず……違う場所だったのか、日が違ったのか……ハンガリー語は難しくて私が分かった言葉はHarfa(ハープ)だけだったので💧残念。

それにしてもブダペストの街は広い。そして見どころが山のようにあり、駆け足で観光したので足が痛かったです(^^;。
ドナウ河を挟んで、ブダ地区とペスト地区に分かれているのも今回初めて知りました。
お店やカフェがたくさんある商業地域がペスト地区で、丘の上に教会や宮殿、城などがありブダペストの街が一望できるのがブダ地区のよう。

ドナウ河から一番目立つこの国会議事堂は迫力がありました。
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丘をずーっと登っていくと漁夫の砦(Fisherman´s Bastion)という名前の建物が。
ハンガリーらしいというか、エキゾチックな建物なのですが1895-1902年に建てられたこのユニークな白亜の搭、ハンガリー建国千年祭の時にできたんですって。
なぜフィッシャーマン(漁師)かというと、歴史研究家の人が言うには昔この要塞のあたりは漁師のギルド(労働組合)があり、彼らによって守られていたからそう呼ばれている――らしいです。
たしかにドナウ河は目前で、よそ者が来たらすぐ見つけられそう?
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ブダ地区にもおしゃれなカフェはあり、やはりというか当然というか、ここにもエリザベート王妃がお気に入りだったらしいカフェがありました。
入りませんでしたが可愛いお店!
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 時間が全然足りないなーと思いつつ、もう一か所どうしても行きたい場所があり……迷いつつ、夫婦げんかしつつ(笑)たどり着いたところは、
リスト記念博物館!
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休館日でした。私の苦労は……(あらかじめ休館日を調べとけって話ですが)
とりあえず外で情熱的な様子でいらしたリストの像と、トルソのリストを記念撮影してみました。
記念館では室内楽コンサートも良く行われているので、いつか機会がもしこの先死ぬまでにあれば、ブダペストのリスト博物館とコンサート聴いてみたいです♬
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音楽室の後ろに貼られていたリストの絵は、下のトルソ像みたいな感じだったような。
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ブダペストはやっぱりドイツやオーストリアと並んでクラシック音楽の盛んな街だなあ、と街を歩いているだけで感じました。日本からもブダペストに音楽留学される方は多いのも、うなずけます。

最後船に戻る前に、オペラハウスへも立ち寄りました。
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時間はあまり取れませんでしたが、ハンガリー・ブダペストの観光は有意義なものでした。

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by LeauK | 2017-09-10 00:30 | 欧羅巴紀行 | Trackback | Comments(0)