ある日の職場。
同僚のスイス人Hさんが私たちにこんなメールを送ってきました。
「我が家に嬉しいニュースがやってきました! 実は妻が妊娠していることが分かり、いま3ヶ月。よってそれを祝うために午後4時からアペロ(=軽食&飲み物の立食パーティ)を我が部署で行うので、皆参加してね♪」
同僚の何人かはそのメールを読んでさっそくそのHさんのデスクへ飛んでいき、「おめでとう!」「いつ出産予定?」などお祝いの嵐。私自身はというと、ちょっとびっくりしてました。まだ“3ヶ月”なのにそんな大々的に発表してしまって、もし不幸にして流産とかになってしまったらどうするんだろう、と心配になっていたのです。
出産したことはないのですが、友人や古い同僚、知人などそういう事情も考えて安定期に入る5ヶ月ぐらいまで、黙っていたことが多かったので(まあ、会社によっては「そういうことは早く人事に報告してくれたまえ」とかいうところもあるのだと思いますが……)――。よっぽどHさん嬉しかったのでしょうね!^^
まさかでもこれ、自分の誕生日にお菓子やパンやら職場に持っていって同僚に振舞うのと同様、スイスの<伝統>の一つじゃないでしょうね~、とそっちの方も心配してしまった私。でも今産休中の同僚の女性Fさんはそんなアペロパーティしなかったですし、そもそも私は彼女が妊娠していたことにちっとも気付かず、彼女が産休に入るひと月前に彼女本人から「え?こんなにお腹大きいのに気付かなかったの?どんだけ鈍いの、アンタは!」と叱られた経験があるトロイ人間(苦笑)。→
それ以前の問題か
もし将来万が一自分が妊娠、なんてことになったら、こうやってシャンパンやビール、お菓子を振舞わないといけないのかな、そうだと大変だ~!・・・と青くなっていました。
それにしてもうちの職場は“出産ラッシュ”。半年に一度は、同僚の誰かからベビー・ニュースを聞いているような気がします。さらにその火の粉はこちらにもやってきていて、同僚たちに「結婚してしばらく経つよね~。コドモとか考えてないの?」と聞かれることも増えたので、ちょっぴりプレッシャーが……。
仕事と子育て両立できるほどの器用さは持ち合わせていないし、それに誰でもかれでも簡単に妊娠・出産ができるというわけではないのだし、うーん、それにこの国はまだまだ「母親は家にずっといて子どもと家事にいそしむべし」的な風潮が強いような(州にもよるのかも)気もするしなァ~。
でもそうやってうだうだ悩んでいるうちに年をどんどん取っていって、やっと「子ども生むぞ!」と決心した時には90歳ぐらいになってそうな気がします^_^;。でもサボテンすら枯らす私なので、人間の子ども育てるのは至難の業???